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アフィリエイトのこれから

アフィリエイトはその性質上、どうしてもWebに親和性の高い商品に偏ってきました。もちろんそれは「Webで露出する」ことが大前提であるからです。「インターネットで情報を参照出来て、そのまま何らかのアクションを起こせる」ということは、アフィリエイトで取り扱う際の最低限の要件です。一見、何でも扱えそうに見えるアフィリエイトなのですが、実はアフィリエイトに適さないサービスもあります。それは「急を要するサービス」です。たとえば水道管の破裂や、ガス漏れ、鍵のトラブルなどでは、悠長にインターネットで申し込み・・・・というわけにはいきません。即時対応が必要な案件です。今までのアフィリエイトでは、どうしても「成果を計測する」必要があったため、インターネットでの情報のやり取りがMUSTでした。そのため、「緊急時」に必要であったり、電話でしか申し込めないようなサービスに関してはリーチ出来ていなかったのです。
また、既存のアフィリエイトでは広告主側も不満があります。それは主に資料請求などを成果点としている広告主です。実質0円で資料請求が出来るようなサービスでは、アフィリエイトで爆発的に資料請求が発生することがあります。それは資料請求した人が「ポイント」を得られるようなポイントサイトに露出した場合です。資料請求をする側は、中には本当にその商材を検討している人もいるのですが、ポイントだけ目当ての人もいます。広告主側はそのような問い合わせの「ノイズ」を精査しなければいけません。資料請求の成果は、ほとんどの場合で「不正でないかどうか」を精査します。住所が違ったり、同じ人が何度も資料請求してきていたりという具合です。 そのようなアフィリエイトを経由した「ノイズ」の処理が手っ取り早く片付く方法があります。「電話」です。電話で会話すれば、本当に自社のサービスを検討しているのかどうかがわかりますし、もし興味がなかったとしても、電話さえ繋がっていれば営業トークでいくらでもひっくりかえせるのです。アフィリエイトで集めた個人情報に電話をするのもよいのですが、やはり「かかってくる」電話に対しての方が効率はいいでしょう。
そのような背景から、近年では「入電課金」という仕組みのアフィリエイトが登場しています。Webサイトやブログに電話番号を記し、ユーザーに電話をしてもらうように誘導するのです。これを「ペイパーコール」といいます。まずはモバイルやスマートフォンから少しずつ広がりつつあるペイパーコールは、「購入」ではないサービスにとっては注目の的になりつつあるのです。緊急を要するサービスであっても、電話で問答が必須なサービスであっても、アフィリエイトで露出することが出来る新しい仕組みがペイパーコールです。この仕組みによって、「アフィリエイトは無理だ」と諦めていたサービスや商材も、改めてアフィリエイトを検討するようになってきています。そして、スマートフォンの普及により、携帯端末でより具体的で明確な訴求を行うことも可能になっています。電話課金型のアフィリエイト、ペイパーコール。新時代のアフィリエイトの核となる存在かもしれません。

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