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人の商品・サービスを推薦するということ

アフィリエイトは自分が提供しているサービスや商品を紹介するわけではありません。第三者の視点から、世の中に存在する商品やサービスを世間に幅広く推薦する取り組みになります。そのようなことが出来るのはあとにも先にもアフィリエイトだけでしょう。企業はアフィリエイトサービスプロバイダーを通じて一般ユーザーにほど近いアフィリエイターに自社の商品の宣伝を委託する形になります。アフィリエイターはただ掲載するだけでは収入が得られませんから、いかにして所定の成果点にユーザーを引き込むかを試行錯誤することになります。
現代では、誰もがインターネットでの情報の受け手であり、また「発信者」にもなり得ます。自分しか知らないような情報、または人に共有したくなるほど驚いたような情報は、簡単にインターネット上に発信することができます。それらの情報の受け手もまた同様にインターネットで情報を発信することができますから、人が人に伝えたくなるような情報は瞬く間にインターネット上を駆け巡り、爆発的に拡散していくことになるのです。誰もがインターネット上で情報を拡散できるような現在では、嘘の情報や過度に膨らませた情報はすぐに人にバレてしまうものです。人は情報を見る目がついてきているので、虚偽の情報でアフィリエイトでひと儲けなどということは出来なくなっています。
インターネットという、匿名で誰もが情報を発信できる空間においても、情報の神秘用性、そしてコンテンツのオリジナリティは問われることになります。ただ「インターネットであるだけ」で、実際は現実と同じようにクオリティの低いものは淘汰され、信頼を失った情報ソースは見向きもされなくなるでしょう。アフィリエイトはだれでも始めることができますが、誰でも同じように稼げるわけではありません。
アフィリエイターにとって大切なことは、どのようなカテゴリで勝負するのかを定めることです。ただ「オススメ商品情報」などと謳い、なんでもかんでも目についたキャンペーンを書きなぐっているだけでは、人はアクションを起こしません。なぜそこにこんな情報が記されているかの「理由」 が見えないからです。どのような情報でも、人のアクションを誘発するためにはその情報がそこにある大義名分が必要です。その「大義名分」、つまり「理由」は、ブログやWebサイトの定義づけをあらかじめしておくことで自然と持つことが出来ます。そのような少しの配慮、そして少しの演出で、掲載した記事の信憑性や人に与えられる納得の度合いを大きく左右することになります。
アフィリエイトで紹介しているサービスや商品は、アフィリエイターが提供しているものではなく、「人のサービス、商品である」という大前提も崩してはいけません。販売元やメーカーがオフィシャルで謳っているような文言をそのまま使用したり、あたかも自分のサイトで購入できるかのような記載は誤解を招くことになります。アフィリエイターはどこまでいってもアフィリエイターなのだということを、決して忘れてはいけません。コンテンツや記事を振り返って、少しでも自分で違和感を感じるようなものは、他の誰かも同じように感じることになるのです。

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