トップページ > インターネットで「何かを調べる」という行動とは

インターネットで「何かを調べる」という行動とは

インターネットでのトラフィック、つまり人が情報を参照するときには、必ず何かの「ニーズ」がはたらいています。理由もなくインターネットに接続している人でも、「何か」の情報を参照しようとしているのです。インターネットはインタラクティブなものです。何かをみようとしなければ、何かを参照しようとしなければ情報は閲覧できません。テレビやラジオのようにただスイッチを入れれば番組が流れるわけではありません。「操作」が必要です。人にその操作という行動を起こさせるもの自体が「欲求」であったり「ニーズ」というわけです。それらのニーズや欲求の積み重ねが、今日のインターネットを成立させているのです。
人が持つニーズや欲求はひとつではありません。健康食品の情報を参照した人が、次に喫煙具の情報を参照することもあるのです。ひとつのホームページしか見ないという人はいません。必要なときに、必要な情報を得るため、様々なホームページを巡回します。ですから、Webサイトやブログでの集客を考えるときに大切なことは「どうやったら人が集まるか」ではないのです。正しくは「いかに多くの人が必要とする情報を提供できるか」ということです。一度アクセスしたホームページをどれくらいの時間、どれくらいの情報量を参照するのかはアクセスした人の自由です。ですから、一度アクセスされてもそこに掲載されている内容が退屈なものであれば、人はすぐに違うページに移ってしまうでしょう。うわべやタイトルでごまかすことは出来ても、内容はだませません。「必要ない」と思われればそれまでです。
そしてホームページやブログは、コンテンツ毎へのアクセスが当たり前です。インターネット検索エンジンは優秀なものですから、必要に応じて下層のコンテンツのみを検索結果に表示するのです。インターネットに散らばる情報は膨大なものですから、それらをカテゴリ毎に整理して並べるなどということは不可能です。そのため、キーワード毎に関連するページを紐付けて、検索の度に索引を生成する検索エンジンが発達したのです。ですから、ホームページやブログにファンがつく場合もたしかにありますが、そうでない場合も多いのです。そのコンテンツが必要だったから見た、というわけです。
企業のサイトや大規模な会員制サイトでは、そうして一度アクセスしてくれたユーザーを少しでも囲い込むための施策を行う場合が多いです。次々と無尽蔵に違う情報を参照できるインターネットですから、何かで繋ぎとめておかなければユーザーはすぐに一度見たページなどは忘れてしまうのです。良い例が会員登録させたうえでのメールマガジンです。通信販売の場合は登録していればお得な情報が参照できるなどの「限定」施策をとり、継続的にアクセスしてもらえるようにしています。個人のブログとはいえ、ユーザーのためになる情報であれば、それらの施策は有効かもしれません。購買につながるブログであれば特価情報を、そうではなく特定のサービスなどを紹介する場合はそれらの情報を、定期的に読者に配信するのです。ただ、個人の場合はこれは生半可なことではなく、ユーザー自身も自分のメールアドレスなどの情報を見ず知らずの個人に預けるわけですから、「信頼性」という面においてセンシティブに伝えなくてはいけません。

アフィリエイトとはTopに戻る

[PR]